12月31日(火)に柏の葉公園総合競技場(千葉県)で【第103回 全国高校サッカー選手権大会】2回戦が行われました。
第103回 全国高校サッカー選手権大会 2回戦・結果
Top team
12月31日(火) 柏の葉公園総合競技場
vs 大津(熊本)(40分×2) ● 1-2(0-0/1-2)
得点者 20/中村哲爾②【SC釧路】
出場メンバー
GK 1/高路地琉葦③【札幌大谷中】
DF 2/森詩音③【コンサドーレ札幌】
DF 22/岡拓希②【札幌ジュニア】
DF 17/大石蓮斗②【アンフィニ】
DF 24/今井朝陽②【コンサドーレ札幌】
MF 4/斎藤匡汰③【コンサドーレ札幌】
MF 10/笹修大③【札幌大谷中】
MF 8/曽我部修羽③【コンサドーレ札幌】
MF 14/田村佑太③【コンサドーレ旭川】
→70分 MF 20/中村哲爾②【SC釧路】
FW 11/真浦劉③【アプリーレ札幌】
→60分 MF 7/松本陽翔③【フィールズ】
FW 9/簗詰夕喜③【札幌大谷中】
→55分 FW 19/遠藤煌太②【SC釧路】
ベンチメンバー
GK 16/小野寺柊也③【札幌ジュニア】
DF 5/松平龍希③【札幌大谷中】
DF 6/瀬山晴也③【フィールズ】
DF 25/髙橋壯一朗②【DENOVA】
MF 12/長谷川遼③【コンサドーレ札幌】
MF 18/菊谷輝②【札幌大谷中】
優勝候補筆頭と言われるプレミアリーグ2024を制した熊本県代表・大津高校との対戦は、開始早々の1分、8/曽我部③のパスに抜け出した9/簗詰③がシュートを放ちますが、相手DFにブロックされます。徐々に相手に押し込まれる展開となりますが、粘り強く対応して守ります。9分にカウンターからDFライン裏へ抜け出した相手に決定機をつくられますが、24/今井②がシュートをブロックしてゴールを許しません。直後のCKのこぼれ球を拾われた決定機は1/高路地③がセーブします。14分には右クロスからシュートを打たれますが、枠を外れます。その後も幾度となくペナルティーエリア内へ侵入されますが、集中した守備でゴールを割らせません。21分、相手のミドルシュートを1/高路地③がファインセーブして弾き返します。25分にカウンターから10/笹③のパスを受けた11/真浦③がシュートを放ちますが、大きく枠をそれてしまいます。29分に相手の右クロスからのボレーが枠を捉えますが、1/高路地③が防いで失点を許しません。最後まで相手にゴールを与えず、スコアレスで前半を折り返します。
後半も前半同様、押し込まれる時間が多いものの粘り強く対応してチャンスをうかがう展開となります。47分、相手のCKから波状攻撃を受けますが、体を張ったブロックでゴールを割らせません。51分に相手CKを頭で合わせられて決められ、先制点を許します。54分に2/森③が倒されて得た8/曽我部③のFKを10/笹③が合わせますが、相手DFにブロックされます。59分、パスミスからカウンターを受け、右サイドのクロスから失点し、0-2とリードを広げられます。諦めずにボールを保持する時間をつくり相手ゴールを目指します。69分には8/曽我部③の右クロスを14/田村③が落とし、10/笹③がシュートを放ちますが枠をとらえることができません。74分に右クロスを頭で合わせられる決定機をつくられますが、シュートはわずかに枠を外れます。77分、相手選手をペナルティーエリア内で倒して与えたPKを1/高路地③が見事に止め、追加点を許しません。後半アディショナルタイム、22/岡②の縦パスに抜け出した20/中村②が決めて1-2と1点差に追い上げます。最後まで諦めずにゴールを目指しましたが、そのままタイムアップを迎えて1-2で敗れました。
約9,000人の大観衆の中、プレミアリーグ2024を制した熊本県代表・大津高校相手に、選手たちは臆することなく戦いました。残念ながら敗れましたが、最後まで諦めずに戦い、攻守ともに「札幌大谷サッカー」を表現することができました。観ていた方々の心に残る試合だったのではないでしょうか。笹修大③主将をはじめとする14期生の高校での公式戦はこれで最後となります。素晴らしい舞台でサッカーができたことを非常に嬉しく思います。
対戦してくださった大津(熊本)の選手・スタッフの皆様、審判員や運営の皆様に心より感謝します。また、会場へお越しいただいた大勢のサポーターのみなさんやピッチ外で応援してくれた選手たち、テレビの前で応援してくださったみなさんの声援が大きな力となりました。本当にありがとうございました。